安心安全で
高品質な商品をつくり続ける。
Y.M
技術研究部 2018年入社
様々な商品に使われる
鰹節や胡麻といった
原材料の品質を、
技術のプロ目線で確認します。
味覚センサーなどの測定機器を使用し、
味や香り、食感を科学的に数値化。
商品開発の仕事を支えます。
丸美屋ブランドを守る
安定した製造には、
地道な作業が欠かせません。
ものづくりの現場にも何度も足を運び、
製造現場スタッフと意見を交わすことも。
社員Q&A
Q1
この会社を選んだ理由は?
就職活動で丸美屋のホームページや採用サイトを確認したり、会社説明会に参加し社員の話を聞いたりしていく中で、「この会社の人たちは自分自身の会社や商品に対して強い誇りを持っている」と感じることができました。さらに、ロングセラー商品が多く、商品を大切に育てる社風にも魅力を感じ、「自分自身もこの環境で、誇りを持って働きたい」と思い、入社を決めました。
Q2
現在の仕事内容は?
大きく2つの柱があり、1つ目はふりかけの主要原料である鰹節や海苔、胡麻の品質維持・向上です。これらの原材料を購入する前後や製造段階など、様々な場面で品質をチェック。原材料購入可否の判断に活かしてもらったり、工場にフィードバックして製造工程の調整を一緒に進めたり、当社商品の土台を支えています。2つ目は、味覚センサーGCMS(ガスクロマトグラフ質量分析計)などの様々な機器を使用した原材料や商品の分析です。味や香り、食感といったものを人の感覚だけでなく、科学的根拠をもって数値化しています。たとえば、当社の『麻婆豆腐の素』と他社の『麻婆豆腐の素』を比較し、優位性や改善点を考察するなど、技術研究部内で各自テーマを決めて分析に取り組んでいます。その他にも、製造現場の効率化や、工程ロスの削減、商品のアレルギー分析といった業務も技術研究部の仕事です。
Q3
仕事の面白さ、やりがいは?
丸美屋商品の原料となる胡麻や鰹節といった天産物はまったく同じものは二つとありません。そんな中、自分たちで判断項目やその基準を導き出し、評価し、製造を安定化させることは難しさとともにやりがいを感じます。目に見えない感覚を数値化することで、それまでは気付くことのできなかった様々な考え方や見え方が広がることは非常に興味深いです。日々地道な作業や目立たない作業が多いですが、自分たちの業務が、最終商品の「安心・安全」「高品質」の土台になっていると自負しています。
Q4
印象に残っている出来事は?
味付けをした削り節を乾燥させる製造ラインの工程改善に携わった経験が印象に残っています。その当時、味付け削りの品質をより良くしたいという課題があり、関連する部署と協力し取り組みました。毎日のように製造現場に行き、設備担当の工務課や実際に機械を動かす製造部の方々と意見を交換しながら、味付け削りが乾燥工程のどの段階でどんな変化をしているのかを細かく分析。得られたデータから味付け削りが理想の乾燥状態になるために最適な条件を導き出し、その条件を実現できる設備の導入に至りました。工場にとって機器設備の導入は、商品の品質や生産性の面でとても重要です。その一役を担えたことは大きな自信となりましたし、この取り組みをきっかけに他部署から信頼をいただき、仕事の幅が広がった出来事でもあります。
Q5
丸美屋の魅力は?
ロングセラー商品が多いことに加え、新商品の開発にも力を入れているところです。技術研究部でも新たな分析や解析方法の採用に積極的です。私自身、定期的に展示会や勉強会に参加するなど、日々情報収集をしています。その中で既存の分析方法の効率化や精度向上につながりそうな手法が見つかったり、新たな分析手法が見つかったりした時はうれしいですね。すぐに検証することもできますし、やってみたいと思ったことにチャレンジさせてもらえる風土は非常に魅力だと感じます。
Q6
今後の目標は?
原材料から最終商品になるまでに何段階もの加工工程がある中で、各段階の工程ロスを減らすことで更なる生産性向上を実現していきたいです。技術研究部だからこそ、より根本の部分から会社や商品を支える存在になれるのではと考えています。また、必ずしも品質が一定ではない天産物を、加工技術で安定させるためのノウハウを蓄積し、それを誰もが理解できる加工技術へと昇華させ、当社が誇る生産技術の一つとして残すことも目標です。味付け削り工程改善の取り組みでは技術研究部以外の方々と取り組んだことで視野が広がり、自部署だけでは分からないことが多くあることを実感しました。関連部署とのつながりをより深くし、部として社内の様々な取り組みに対応できるような体制づくりを行っていきたいです。
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